2015年10月23日金曜日

多摩連帯ユニオンNEWS(JR版) 第9号 2015年10月22日

https://drive.google.com/file/d/0B2HgPUAlbi38SW1CLWFVTVhDXzg/view?usp=sharing


JR関連企業=「全溶」で9回目のスト
社長は労働者の生活と安全を守れ!

 JRや私鉄のレール溶接を手がける株式会社全溶(本社:東京都練馬区)の労働者で組織する全国一般東京東部労組全溶支部で、賃金と安全をめぐって9波のストライキが闘われています。組合のビラを転載します。


 JRや私鉄各社のレール溶接を手がける全溶の労働者は10月9日、ストライキを決行し、本社前抗議アピール行動を行っています。私たちは今年7月から数えて9回目のストライキです。このように労働争議が拡大している理由は、全溶沼田社長のかたくなな態度にあります。
 沼田社長は4年前に就任して以来、作業員の残業代を減らしたり、溶接資格手当などの各種手当をカットしたり、定年以降の嘱託社員の賃金を引き下げたりするなど、働く者に一方的に犠牲を押しつけてきました。その結果、収入源をカバーするために作業員は寝る時間もなく、夜昼夜昼の連続勤務を強いられています。家族も含めた作業員の生活はめちゃくちゃにされています。

放置すれば列車運行に影響も

 沼田社長は溶接現場の作業員数も減らしてきました。作業員一人ひとりの負担は増え、作業員の安全確保やレールの品質などへの悪影響につながっています。この問題を放置すれば鉄道各社の列車運行や乗客の安全にも影響が出かねません。
 私たちが求めていることは、会社の利益率が改善したいま、もとの労働条件に少しずつでもいいので戻してほしい、という極めてささやかで控えめなものです。しかし、沼田社長は団体交渉で「もとに戻すとまた赤字になる」などと言うばかりで、合理的な説明もなく、不誠実なゼロ回答を続けています。
 (中略)
 私たちは全溶が働く者の生活と権利を守る会社に変わるまで闘っていく決意です。労働者の生活や利用者の安全をないがしろにして会社の存続はあり得ません。勝利するまで敢然と闘っていきますので、皆様のよってたかってのご支援をよろしくお願いします。
■全溶の労働者と連帯して闘おう!




こんな時、ご相談ください

◆突然雇い止めを言い渡された。
◆残業代が支払われない。
◆年次有給休暇などがとれない。
◆パワハラ・セクハラ、労災など。
 こんな時には一人で悩まず、ご相談下さい。相談無料、秘密厳守。




11・1日比谷野音に集まろう!

 安倍政権による戦争法の強行に怒るすべての皆さん。戦争を絶対に止めるという意志を固めているすべての皆さん。11月1日、東京・日比谷野外音楽堂で全国労働者総決起集会が開かれます。この集会は、労働者が自らの力で戦争を阻止し、安倍を打ち倒すための集会です。集会後には銀座へのデモも行われます。11・1集会にぜひご参集ください。

戦争阻止! 闘いはこれからだ

 戦争法の強行採決を前に、国会前には連日、数万人が駆けつけ、全国で数百万の人びとが怒りの声を上げました。これは労働者が自らの手で未来を切り開く新しい歴史の始まりです。社会のあり方を決めるのは安倍ら政治家や資本家たちではなく、私たち自身だと、多くの人びとが決意しました。国会前で初めて出会った人同士がスクラムを組み、警察の妨害をはねのけて車道を解放した時、「私たちには力がある」と皆、実感したと思います。戦争法が通っても、闘いが終わったとは誰も思っていません。闘いはまさにこれからです。

何が「一億総活躍社会」か!

 11・1労働者集会は、労働者の権利と尊厳を踏みにじって強行される外注化・非正規職化の攻撃と、国鉄闘争を軸に対決する集会です。労働者が人間として扱われない職場の実態と、労働者を戦場に送る戦争法はまさに一体です。
 安倍は先の国会で労働者派遣法の改悪を強行しました。労働者には「一生派遣」「生涯非正規職」が強いられます。年収200万円以下で、いつ首を切られるかもわからず、過労死に至る長時間労働を強制されているのが、多くの若者の現実です。こんなことを強いていて何が「1億総活躍社会」でしょうか。

ストと国際連帯で戦争とめよう

 11・1集会には、すでに3波のゼネストを闘っている韓国・民主労総を始め、ドイツ、スイス、トルコ、アメリカなどから、新自由主義と闘い続けてきた労働組合が参加します。労働者が国際的に団結すれば、労働者同士を殺し合わせる戦争は必ず阻止できます。
 ゼネストと国際連帯で安倍を打倒し戦争絶対阻止へ! 11・1集会に万余の人びとが集まれば、労働者の真の力を示すことができます。11・1日比谷野音へ集まろう!




生きさせろ! 戦争と民営化の安倍政権倒せ!
闘う労働組合を全国の職場に!

11・1全国労働者集会

とき: 11月1日(日)正午(集会後デモ)
場所: 日比谷野外音楽堂

ニュースへのリンク

2015年10月16日金曜日

多摩連帯ユニオンNEWS(JR版) 第8号 2015年10月14日

https://drive.google.com/file/d/0B2HgPUAlbi38MG8xUzZQOHk5UG8/view?usp=sharing


JR関連企業=交通機械サービルは
Aさん(なんぶユニオン組合員)の
解雇を撤回しろ!

 私たち多摩連帯ユニオンと同じ合同一般全国協に所属する「なんぶユニオン」で、解雇撤回闘争が闘われています。なんぶユニオンのビラを引用します。

労働条件改善の先頭に立つAさんを事実上の首切り

 Aさんは、今年の春から、大井工場内のJR関連企業・交通機械サービスに勤務し、「無欠勤・無遅刻」で働いてきました。ところが、8月25日、武田部長から口頭で「契約切れ(=9月30日)」を通告されました。理由は「信頼関係が出来なかった」「仕事が遅い」の2つです。これは、「理由にならない」ことは明らかです。本来、どちらも会社側のやるべきことです。これは会社の都合に合わない労働者を「クビ切る」時の常套手段の口実です。また、あまりにも抽象的であり、Aさんの「首切り」を目的にした口実です。

なんぶユニオンは解雇撤回まで闘う

 そもそもAさんの解雇の本当の目的は、Aさんが、「車内のクーラーの洗浄」の仕事を行い、薬品で手が炎症した時に、「手袋」を要求、また「診察日を有給」の要求をするなど、当たり前の「職場改善」の先頭に立って闘ってきたことへの狙い撃ちです。絶対に許せません。そもそもJRは、87年の国鉄分割・民営化以来、職場を外注化し、新自由主義の「人より金儲け」の先頭に立って、「コスト削減と組合解体」に全力をあげてきました。今回のAさん「解雇」の目的は、あまりにも当然の「職場改善」の要求すら認めず「労働者をペットボトルのように使い捨て」にする典型的な新自由主義の攻撃そのものです。JR、JR関連企業の新自由主義、外注化を絶対許すな、なんぶユニオンと共に闘おう。職場に「闘う労働組合を結成」しよう。




 非正規だって、団結して闘えば勝てます。全国協に所属する西武ユニオン・鈴木コンクリート工業分会では、3ヶ月契約のトラック運転手の解雇を撤回させる勝利を勝ち取っています。
 多摩連帯ユニオンは、全国協に所属する他の合同労組と共に、解雇撤回、労働条件改悪と闘ってきました。共に闘おう。
 10月17日には、吉祥寺で解雇撤回・被曝労働拒否を闘う動労水戸の杉井文彦執行委員を招いて集会を行います。是非ご参加を!




こんな時、ご相談ください

◆突然雇い止めを言い渡された。
◆残業代が支払われない。
◆年次有給休暇などがとれない。
◆パワハラ・セクハラ、労災など。
 こんな時には一人で悩まず、ご相談下さい。相談無料、秘密厳守。




ABEたおせ! 闘うUNIONを!

●デモ
・10月17日(土)午後4時集合
・吉祥寺西公園

●集会
・10月17日(土)午後6時開場
・御殿山コミュニティセンター




JR労働者を軸に闘う団結 9・29三多摩労働者集会

闘う労働組合を甦らせる

 9月29日、八王子労政会館にて「ABEたおせ!闘うUNIONを!労働者の団結で戦争法をとめよう!三多摩労働者集会」を開催。主催は、多摩連帯ユニオン、三多摩労組交流センター呼びかけの9・29三多摩労働者集会実行委員会です。駅頭でビラを受け取った人など、新しい参加者が多数参加しました。
 はじめに多摩連帯ユニオンの清水啓安委員長が主催者を代表して「連合のUAゼンセンしてダイエーの闘いをさらに発展させる。全国協の仲間と共に闘う労働運動を甦らせるために闘う」とあいさつ。

11・1日比谷野音に集まろう

 自治体労働者が基調報告に立ち、「職場から戦争反対の闘いをつくり出す」「戦争と総非正規化の安倍政権を倒そう」「JRの全駅に毎週ビラを配布した力で、東京に動労総連合をつくろう!」「私たちが歴史を動かす。11・1集会とデモに皆さん総決起しましょう」と力強く訴えました。
 動労千葉のCTSの労働者から、あまりの低賃金と「社員登用制度」によって職場が分断されている事に怒りをもって立ち上がり、CTSの中に組織拡大をかちとってきたことが報告されました。動労神奈川の中村幸夫委員長からは、環境アクセスの青年労働者に対する雇い止め攻撃に対して、動労神奈川を結成し、ストライキで解雇撤回を勝ち取ったことが報告されました。
 首都圏の駅で働く労働者からは「秋葉原駅の全面外注化は全駅のJESSへの丸投げの突破口だ。JR東京支社は出発指示合図を全廃し、駅から安全・保安要員をなくしてきている。東日本第9位の乗降・乗換計70万人の秋葉原駅をモデルケースとして全駅に適用しようとしている。私たちはJRの安全丸投げ・安全崩壊と闘う」と決意が述べられました。
 最後に三多摩労組交流センターの代表から、「11・1の1万人結集に向け総決起していこう」と、団結ガンバローを三唱して締めくくりました。
 多摩連帯ユニオンはJR職場を回り、連日駅頭街宣を展開しました。勢いのある集会として大成功でした。




生きさせろ! 戦争と民営化の安倍政権を倒せ!
闘う労働組合を全国の職場に!

11・1全国労働者集会

とき:11月1日(日)正午(集会後デモ)
場所:日比谷野外音楽堂


ビラへのリンク

2015年10月8日木曜日

多摩連帯ユニオンNEWS(JR版) 第7号 2015年10月1日

https://drive.google.com/file/d/0B2HgPUAlbi38ZUdTVEYwMXlUT28/view?usp=sharing


ストライキでたたかう労働組合
多摩連帯ユニオンに入り共にたたかおう!

 JRと関連の職場で働く仲間の皆さん! 合同・一般労働組合多摩連帯ユニオンです。多摩連帯ユニオンはJR直営駅であってもなくても、出向の方でも、清掃や店の方であっても、正規や非正規の別なく一人でも入れる労働組合です。皆さん、是非、多摩連帯ユニオンに入って一緒に力を合わせてたたかいましょう。

戦争法強行弾劾!


 先日の安倍政権による戦争法強行を許すことはできません。多摩連帯ユニオンも連日国会前に多くの仲間がかけつけました。
 たたかいはこれからです。戦争に動員されるのは私達労働者です。軍事物資を作り、運ばされるのは労働者です。労働者が労働組合のもと団結してストライキでたたかえば戦争を止められる力を持っています。職場を動かしているのは労働者であり、資本家ではないからです。鉄道は過去の戦争でも軍事輸送上重要でした。このような鉄道現場でストライキでたたかえば、戦争を止めることができます。

11・1日比谷野音に集まろう

 11月1日、日比谷野外音楽堂で行われる労働者集会へ集まることを呼びかけます。呼びかけ団体である国鉄千葉動力車労働組合は(動労千葉)は、1980年代の政府による労働運動解体を狙う国鉄分割民営化に対して絶対反対を掲げ、2派のストライキをたたかいました。それから今まで、団結を崩されずに、組織を拡大している労働組合です。JR体制後、営利優先されるなかでの事故が多発してきました。動労千葉、動労水戸はJRの安全無視とたたかい続けている労働組合です。
 また、この集会には世界のたたかう労働者も参加します。なかでも韓国の民主労総(全国民主労働組合総連盟)は、「労働市場構造改革」の名のもと解雇を容易にする低賃金化、非正規職を進めるパククネ政権打倒を掲げ、職場を越えて4月、7月、9月とゼネストをたたかいぬいた労働組合です。
 今こそストライキでたたかえる労働組合が求められています。ストライキで闘えば戦争はとめられます。11・1日比谷野外音楽堂に集まりましょう!




こんな時、ご相談ください
◆突然雇い止めを言い渡された。
◆残業代が支払われない。
◆年次有給休暇などがとれない。
◆パワハラ・セクハラ、労災など。
 こんな時には一人で悩まず、ご相談下さい。相談無料、秘密厳守。



動労千葉10・1ストライキ突入

 動労千葉は10月1日、「外注化を撤回し、すべての仕事と仲間をJRに戻せ」と要求して、本日正午を持って地上勤務者全員が24時間のストライキに起ちあがりました。
 出向期限3年を過ぎたにも関わらず、多くの出向者に出向延長が命じられたのです。完全に失敗した外注化の矛盾を労働者に押し付け、さらに外注化を進めようとしています。

青年から仕事を奪う攻撃に怒り

 何よりも動労千葉組合員が怒っていることは、「出向解除」の名のもとに青年部員から仕事が奪われようとしていることです。
 駅では仕事を奪い「辞めるか転籍か」の選択を強制して「全員が転籍を希望した」という形で転籍が進められました。そうして全面的な外注化が進められているのです。
 労働者から仕事を奪う攻撃に、あくまで「外注化を撤回して、仕事ごとJRに戻せ」と貫く動労千葉の闘いは、全面外注化への大きな歯止めになっています。

命奪うダイ改・外注化は許せない

 駅や検修・構内業務の外注化は、乗務員にとっても重大な問題です。
 そもそも外注化が、運転士が年齢を重ねたり体を壊したりしても、本線から降りる職場もない現実を生み出しました。その結果、無理をおして乗務を続けなくてはならなくなっています。東京などでは、乗務できなくなったら辞めざるをえない状況なのです。
 毎年のダイ改で次々に労働強化が行われ、乗務員は命を削って勤務させられている状況です。実際、千葉運転区では、運転士が乗務中に倒れて入院する事態まで発生しました。この現実をうみ出したダイ改・労働強化も、外注化も絶対に許すことはできません。
 そして、JRの進める駅の外注化・完全別会社化は、必然的に乗務員の全面的な外注化に行きつきます。そうなれば、ほかに選択肢のない形で転籍が強制されることは間違いありません。
 外注化は、全労働者の生活と権利をかけた問題です。動労千葉とともに、運転職場からも外注化反対の声を上げよう。




生きさせろ! 戦争と民営化の安倍政権を倒せ!
闘う労働組合を全国の職場に!


11・1全国労働者集会
とき:11月1日(日)正午(集会後デモ)
場所:日比谷野外音楽堂

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